普通

大家業が気になる前。

 

普通の大工ってなんだろな?

って思う時期があって

 

弟子の下積み時代

工務店なりメーカーなり、

1人で棟梁として物件を任され

一定の坪単価で工期内に作業を終わらす。

常用大工として同じ立場の大工の現場に

応援に行く。

自分であーしたいこーしたいって

欲が出てきて会社なり自営業のままにしろ

直接、お客様とやり取りして

家を建てる工務店の立場になる

 

くらいの流れかな?

そこにはやりがいももちろんあるし

達成感もあると思う。

 

でも職人としてずっと現場で

自分のしたい仕事をしていたいと

考えているとどうしても気になってくるのが

 

お金

年齢的な老いによる作業効率の低下

病気

 

勤めていればまた話は変わるが

何にしてもダイレクトにその辺りで

行き詰まって来ると感じた。

 

動けなくなる頃には年金もあるし

子供がたくさんいれば誰か面倒見てくれる

家もある

 

そんな時代はとうに破綻してるので

この流れが大丈夫とは到底思えなかった。

 

団塊世代の大工が引退したら

元々少ない大工がさらに少なくなり

売り手市場になると思って何もせずに

日銭を稼ぐ事に注力するべきじゃ無い

って感じたんですね。

そうなって仕事があるのは

極めて少数だと^^;

 

それから何か人的資本以外で

自分の時間を、お金を作る方法が

今の経験を活かせる事で何かないか

って行き着いた先が不動産😅

 

普通から普通じゃない人になる為の

スタート地点でした

 

 

 

つづく…